これは日記ではない。困った時用のメモだ。

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NHK 人体 神秘の巨大ネットワーク 第2回"脂肪と筋肉"が命を守る についてのメモ

結論:筋トレしろ

 

概要:

・脂肪と筋肉は単なる臓器ではなく、脳や全身に働きかけるメッセージ物質を放出していた。その内容は食欲抑制から、うつの改善まで様々。

・食事が終わり血中の糖質・脂質が上昇すると、脂肪細胞がそれをキャッチして食欲を抑制する物質を放出する。

・肥満状態にあると、食欲を抑制する物質が放出されてもうまく働かなくなったり、脂肪細胞が別のメッセージ物質を出して体に悪い影響が出てしまう。それへの対策としては、筋肉を動かすことで放出されるメッセージ物質が有効。

 

詳細:

■脂肪について

・今までは、脂肪は単なるエネルギー貯蔵庫という認識だったが、どうやら違うらしいということがわかってきた。

・食事などで血流に糖質や脂質が増える→脂肪細胞がそれらを受け取る→レプチンというメッセージ物質を放出→レプチンが脳に食欲抑制命令をだす→食欲が落ち着く(お腹いぱーい、まんぞくぅ!状態に。)

・脂肪細胞が出すメッセージ物質は600種類。今、どんな役割がなされているか研究されている。

・免疫に関係するメッセージ物質も放出している。体脂肪率が異常に低いボディビルダーは体が弱いとか(ソースはオードリー春日氏のトークであり、体感を基にしている感想っぽい。グラフとか統計のエビデンスは無かった)

 

■筋肉について

・脂肪と同様に、筋肉もメッセージ物質を放出している。例えばミオスタチンというメッセージ物質は、筋肉の成長を抑制するもの。放出されないと必要以上に筋肉が増え、それによって無駄にエネルギーを消費してしまう。

・他にも、うつの改善やがん細胞の抑制に関係しているメッセージ物質も。

・カテプシンBという物質は運動すると放出される。放出量が増加した人ほど、記憶力テストの点数が向上する傾向にある(結構ばらつきはあったけど、分布図は緩く右肩上がり傾向だった)。※この研究結果に反論している研究者もいるらしい。

 

■メタボ対策の新戦略

・レプチンが放出されているはずなのに、食欲が止まらない、食べたいだけ食べてしまうという状態がある事に関して。(ちなみに、脂肪細胞は糖分や脂を蓄えるとどんどん大きくなる→血中のレプチンも増えていくとのこと。なのに、なぜどんどん食べてしまう?)

・血中の脂が邪魔をしてレプチンが脳に入って行きにくくなる。また、脳にたどり着いても、脳の神経細胞が反応できていない可能性もある。

・肥満の人の脂肪細胞からは、脂肪を敵対物質とみなすメッセージ物質が異常に放出されている(と考える博士の説)。

・放出された物質は免疫細胞にも働きかけ、免疫細胞を過剰に活性化(暴走)させてしまう。→免疫細胞が脂肪を大量に取り込んで自壊→免疫細胞が持っていた攻撃用の物質が血管などから全身を痛めつけ、いわゆるメタボが原因の生活習慣病(糖尿病、心筋梗塞脳梗塞など)を引き起こしている(のではないかという説がある)

・免疫細胞の暴走を薬で抑制する方法も考えられているが、筋肉が出すメッセージ物質でも抑制される。筋肉を動かすと放出されるIL-6というメッセージ物質。投与された被験者の体内では「脂肪を敵対物質とみなすメッセージ物質」が減少するだけでなく、免疫細胞の異常な暴走がおさまる。

・そもそも、日本人が発見したIL-6というメッセージ物質は、免疫を活性化する物質として認知されていた。こういった働きが認められる可能性としては、状況によって働きが変わるものなのかもしれないということ。現在も研究は続いている。

 

 

私たちの体は動くことを前提に作られている。筋肉を動かせば命が守られる。

 

つまり、動け、と。

 

某筋トレ社長が喜びそうな内容だ。

 

番組の途中からリアタイでメモしているので、聞き逃しとか勘違いも多いかも。録画して文字起こししてるわけではないので、NHKオンデマンドで見直すとか、再放送待つとかもアリかな?)

 

以下、番組を観て考えたことなどを私情と自己都合を交えつつ。

 

・血中の脂が邪魔をしてレプチンが脳内に入りにくくなるなら、糖質制限(しつつ脂やカロリーの制限ないやつ)はどうなんだろうか。最近よく聞くようになった「ケトジェニックダイエット」は高タンパク高脂肪(+運動)が基本だけど、食事時に制限効かなきゃ結局食べすぎる可能性が高い。

・運動すれば脂肪を敵対物質と看做さなくなるとはいえ、社会人の場合はそうそう自分の都合でパッと運動に移行できない働き方の人も多い。フリーランスやイマドキのゆとりある企業が最強か、くそ。でもそういう働き方だと自制心のない人間はどんどんゆるい方に流れるから逆に太るんだよね、私の場合。

・異常に太っている人は「お肉や脂に制限なし✨」と言われると本当に際限なく食べるので、食後の血中脂肪濃度は高くなる→レプチンが脳内に取り込まれにくくなるのでは。

・そもそも、テレビで言っていた血中の脂というのは、いわゆる悪玉コレステロールのことなのか?善玉も含むのか?中性脂肪のことなのか?ケトン体は含まれているのか?

・IL-6は、どの程度の運動(強度×継続時間)でどの程度血中濃度が上昇するのか?

・IL-6の血中濃度が上昇した(もしくは多少なりとも放出されている)状態で食事を摂るのがいいのか、食後に糖質と脂質の血中濃度が上がってからIL-6が放出される行動をとればいいのか、食前食後関係ないのか・・・どれなんだろうか。結局、動けば食欲おさまるって話ではなくて、あくまでも脂肪を敵対物質と看做さなくなる→免疫細胞の暴走が収まる→健康ってサイコーというお話だったので、食欲対策というよりメタボ(肥満+それが原因の生活習慣病)対策だったよね。

・結局は「最新の研究だからまだわかってないことが多いですしおすし」という内容だったので、今後も継続して情報を取り入れていきたい。テレビもネットも玉石混交だし。自分の体で試せたらいいんだけど、なにぶん続かない&堪え性のない性分でして。そんなことよりお寿司食べたいですしおすし。焼肉もいいなぁ。

・でも実感として、歩くとお腹が膨れるというか、空腹感が治まるというか、ホッとするというか、全く口さみしく無くなる。まー、歩きながら食べられるほど器用じゃないということもあるし、近隣が商店街を買い食いしつつ歩くような状況ではないのも救いかも?でもコンビニで買い食いしつつ歩きながら食べることができる状況ではあるのに、していないんだよなぁ・・・同居人はアイスとかガツガツ食べながら歩いてたけど。器用だ。

・歩いていると何も食べたくなくなるわけじゃなくて、胃が空っぽで「腹の虫が鳴る」感覚が来る時があって、きっとそれが正常な空腹なんだと思う。口寂しさというのは、口が暇になっている状態が耐えられないのかもしれない。多動の子供が落ち着いて座っていられないのと似ている感じ。

・個人的には、昼休みも社外への外出禁止(食堂利用必須)になっていて、昼休みも45分しかなくて、食欲の抑制は難しいのかなと言ったところ。昼食前後にスクワットでもする?ちなみに職場のことをこんな風に書いたけど、夕食後、自由がきく身であっても運動していないので何も言えません!(半ギレ

・これを書いているのは夕食後だったんだけど、ずっとテレビ見ながら文字入力したり、入力したものを読み返して文章推敲(後日見直しても意味がわかりそうなレベルまでだけど)したり、ちょっとした感想を書いていたら、全く口寂しさを感じなかった。大変よい。まあ、今夜は結構がっつり食べたからというのもあるだろう。こういうのが正常なんだよね。きっと。いやでも食後もココア飲んでいたし、カロリーとか糖質の摂取量考えたら結構オーバーしている自覚はある。それでも「食べ物を、飲み物を!次の食事は何を作ろうかな、どこそこに食べに行こうかな」と言った取り憑かれた感は一切なかった。普段そういう状態なのは異常だと改めて自覚しました。

 

やっぱり、面白いとか興味深いとかの刺激があれば、口で感じる刺激を欲することも減るのかもしれない。よく言われていることだけれど、食べる以外の趣味や没頭できることを持つのが大事って、こういうことなのかな。両手使ってキーボード打ってると、書きたいことがあると、文字通り、食指が伸びない。